前に試聴した無料DVD「なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか」で
本城さんという方を知り、その中に出てきた
即席・発音上達法「イメージフォニックス」に興味を持ったので
イメージフォニックスの本を読んでみました。

イメージフォニックスとは何かというと
英語本来の音であるフォニックスを、
日本人にとってイメージしやすい音を使って習得する、
という本城さん考案の英語発音上達メソッドです。

フォニックスの音そのものは、このサイトでも紹介していますし
実際にフォニックスの音を聞けるサイトもあるので、
一見、イメージフォニックスに意味があるのかと思われるかもしれません。

しかし実は英語の本当の音(フォニックス)を聞いて覚える、
耳で聞いた発音をコピーして身につける能力というのは
12歳を境として、どんどん低下してしまうという研究データがあるそうです。

それを「クリティカル・エイジ」と呼ぶそうですが
ではそのクリティカル・エイジを過ぎてしまったら、
きちんとした英語の発音を身につけることは不可能なのかというと、そうではなく
今度はその12歳を境として、上がってくる能力があるのだそうです。

それが概念学習能力と呼ばれるもので
これは平たく言うと、今までの経験や自分の中に蓄積されたイメージを活用して
新しい物事を判断したり、身につけたりする能力のことだそうです。

つまりイメージフォニックスとは
この概念学習能力をたくみに利用することで、たとえ12歳を過ぎていても、
本来のフォニックスの音とほぼ同じ発音を身につける方法
というわけです。

12歳どころか40歳になろうかという、私のような大人にとって
これは何やら非常に魅力的な方法ではありませんか。

そこで早速本を取り寄せてみたのです。


なぜ私たちの英語は10秒で
ネイティブ発音になったのか


この本では特に頻繁に英語で使われる音、11種類について学べるようになっています。

全てのフォニックスの音を学びたい場合は
やはり「本城式EQ英会話」の生徒になる必要があるみたいですが
ひとまずこの本だけでも、耳に頼った自己流の発音がかなり矯正されると思います。


日本人の英語の発音に対する、ネイティブの本音を見た気が・・・

各11種類の音には、その音の本来の響きをイメージしやすいように
4コママンガで発音法が示されています。

どれも特別な音というわけではなく、
確かに私たちが日常生活で、日本語を話す環境で発している音なので
本と付属のCDで、この音を身につけるのは難しくはありません。

私はこの本をCDをかけながらやってみて、
自分が思う以上に発音が出来ていなかったことに気づかされました。

具体的にどういうことかと言うと
普段、自分の話す英語の音を自分の耳で聞いているわけですが
実際には違う音なのに、自分の耳にはまあまあ良い感じに聞こえていたんです。

でもそれは、自分で「たぶんこんな感じだろう」と似た音を勝手にあてはめて
それでまあまあ、完璧ではないにしろ、
そこそこ通じるだろうと思っていただけだったのです。

でも実際にこの本を通してイメージフォニックスをやってみると
やっぱり英語本来の音とは、全然違うんだということが分かりました。

何というか、日本人の英語の発音に対する、ネイティブの本音を見た気がしました(笑)。

これまでも自分の英語が通じていたのは
ネイティブの人たちが私たちに合わせて、
正しい音を推測して理解してくれているからだ、という認識はありましたが
正直、こんなに違う音だったのか!と
ちょっと彼らに申し訳ない気持ちになってしまいました。

とはいえ本城さんはネイティブではありませんし、
イメージフォニックスをもってしても、本当に100%正しい音かどうかは分かりません。

しかし彼は英語でアメリカ人の生徒たちに
航空機の操縦法を指導できるほどの人ですから、
100%日本で生まれ育った日本人としては、
申し分ないほどの英語の使い手であることは明らかです。

少なくとも個人的には
今までの自己流の発音より、イメージフォニックスを使った音の方が
100倍マシな発音になるだろうと思いました。

「kick」は「kikku」ではないし
「him」は「himu」ではない。


これは頭では皆分かっていることなんですよね。

でもいざ発音してみると、やっぱり結構「kikku」や「himu」になってしまっているんです。
私もそうでした。

でも本来の英語の音は「kikku」や「himu」ではなかったのです。

ではどういう音が正しいのか、何を今までと変えて発音すればいいのか
それが分からない、それを知りたいという方には
このイメージフォニックスはかなり参考になると思います。

どうしても大人は耳で英語の音を
自分が思い当たる似た音にあてはめて、それでまあ良しとしてしまいがちなので
何年海外に住んでも、国際結婚をしている人でも
「kikku」「himu」の発音のまま
の人も、意外に多いそうです。

それが簡単な方法で、それもすぐに、ずっと良い発音をマスターできるのですから
イメージフォニックスが「本城式EQ英会話」でも一番人気のコースだというのも納得です。

ある国際結婚をしている女性が
本城式EQ英会話」でこの授業を受けた翌朝、ネイティブの旦那さんに Good morning と、
昨日イメージフォニックスで覚えたばかりの発音で挨拶したら
旦那さんは驚いて、ベッドから転げ落ちてしまったそうです。

それだけ生粋のネイティブの音に近い発音だったんですね。

この本は、テキストを読むだけでもイメージフォニックスが出来ますが
できればきちんとCDも聞きながら、読みすすめるのがおすすめです。
そうすると正確で綺麗な発音が、より具体的に分かると思います。



なぜ私たちの英語は10秒で
ネイティブ発音になったのか


フォニックスが分かると英語がもっと分かる

本城武則さんの「なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか」を見てみました

イメージフォニックス」という独自の方法で、簡単に、ほんの数秒でネイティブ並みのフォニックスの音をマスターする方法についても語られています。
無料でもらえるDVDというと、何だかうさんくさいとか、怪しいとかいう先入観を持ってしまいがちですが、結論から言うと、個人的にこのDVDはすごくためになりました





フォニックスって
なんですか?

フォニックスを基礎から学べる大人向けのCDつき本です。エクササイズを付属の音声CDで進めれば、ルールと発音をマスターできます。フォニックスという言葉は聞いたことがあるけれど、「でもフォニックスっていったいなに?」と思っている方、一応知っているけど正確にはよくわかっていないという方、これからフォニックスの勉強をしたいと思っている方におすすめ。



Active Phonics
(DVD付き)

フォニックス・ルールが簡潔でわかりやすいアニメーションで表現されており、フォニックスのルールを効率よく学びたい方に最適です。
人気VJ(ヴィジュアルジョッキー)小川竜朗氏のセンスが光る、見ているだけで楽しい映像です。



フォニックス
“発音”トレーニングBook

フォニックスは、英語圏の子供が学ぶ「つづりと音」のルールです。本来はつづり学習用の教材なのですが、発音を苦手とする日本人の成人学習者には効果絶大のトレーニング素材となります。 このフォニックス音に着眼し、読者の方が独学でトレーニングを行えるよう製作されたのが当本です。
付属CDと一緒に楽しく音読エクササイズを行ってください。




もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記